大型旅客機C919が中国国際航空から100機受注 2031年までに段階的に引き渡し
人民網日本語版 2024年04月29日15:28
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中国国際航空股份有限公司は26日夜に公告を出し、同日に中国商用飛機有限責任公司との間で合意し、大型旅客機C919を100機購入することになったと発表した。
C919の大口受注としては、2023年9月に中国東方航空公司が100機を追加購入したのに続く、100機の購入を発表した航空会社になる。
同公告によれば、商用飛機公司の最新の価格表に基づくと、上述した100機分の基本価格(機体、装備品、エンジンを含む)は合計約108億ドル(1ドルは約158.2円)になり、引き渡しは2024年から31年にかけて段階的に行われる計画だ。今回の取り引きにより、国際航空グループの輸送力は約7.5%増加する見込みだ。
商用飛機公司は現在、相次ぐ受注により、引き渡しが必要な生産機数が増え続けている。これまでに海航集団有限公司ともC919購入の枠組合意に調印しており、同公司傘下の烏魯木斉(ウルムチ)航空有限責任公司および金鵬航空股份有限公司がそれぞれ30機を購入する。金鵬には24年第4四半期(10-12月)に1機目を引き渡し、世界で初めてC919を運航する民間航空会社が誕生する見込みであるとともに、27年末までに計30機をすべて導入する計画だ。
以上のような引き渡し予定時期を見ると、C919の製造能力はすでに向上していることがうかがえる。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年4月29日
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