メーデー5連休、1日平均2.7億人が地域跨ぎで移動へ

人民網日本語版 2024年04月30日16:09

今年は5月1日から5月5日がメーデー5連休となる中国。交通運輸部(省)が今月29日に開いた記者会見で、関係責任者は、5連休中、地域跨ぎで移動する人の数は1日平均2億7000万人以上に達する見込みで、道路を使った陸路の移動が引き続きメインになる見通しだとした。中央テレビニュースが報じた。

交通運輸部・公路局は、5連休中の中国全土道路網の運用状況について、以下の4つの特徴を予想している。まず、道路網は混雑し、有料交通機関以外の小型車で移動する人の割合が高くなる。連休期間中、地域跨ぎで移動する人の数は1日平均2億7000万人以上に達する見込みで、2023年や2019年同期の水準を上回ることになる。うち、有料交通機関以外の小型車で移動する人の割合が約8割に達すると見られている。次に各道路に車両が集中し、省跨ぎで移動する車両が多くなる。5連休中、中国全土の高速道路を利用する車両は1日当たり平均6350万台に達し、平日の1.8倍となると予想されている。そして省内の短距離旅行と省跨ぎの中・長距離旅行が混ざり合う形となりそうだ。省跨ぎでの移動は、4月上旬の清明節3連休よりも、目に見えて増えることになるとみられている。3つ目として、鉄道や道路、民用航空、水路といった交通機関の利用者が急速に回復し、高い水準で推移する。これらの交通機関の利用者は1日当たり平均延べ5700万人で、2023年同期の水準を上回り、2019年同期の9割となりそうだ。鉄道や民用航空の利用者だけを見ると、2019年同期の水準を上回ると見込まれている。最後に、行楽地などに向かう下り線と、Uターンとなる上り線にはっきりと分かれて混雑がピークを迎えると予想されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年4月30日

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