わずか4ヶ月で中国今年の宅配便業務量が500億件に到達
中国国家郵政局のモニタリングデータによると、中国では4月29日に2024年の宅配便業務量が500億件に到達し、23年より32日早く500億件の大台を突破した。ここから中国経済は回復成長・上昇好転の状態が続いていることがわかる。新華社が伝えた。
農村の宅配便物流システムが大幅に改善されたのにともない、各地方の特色ある農産物がスピーディな宅配便の車に乗って、全国各地の家庭に直接届けられるようになった。農産物が農村から都市に運ばれる重要なチャンネルとして、宅配便産業は農産物の流通コストを引き下げ、流通の効率を引き上げるなどの面でますます重要な役割を果たしている。
今や人々は家にいながら、甘粛省天水市の麻辣燙(マーラータン、ピリ辛風味の煮込み料理)を味わえるようになり、最短48時間で新疆維吾爾(ウイグル)自治区伽師県のプルーンを受け取れるようになった。宅配便産業は規模が拡大を続けると同時に、サービスのネットワークが絶えず広がり、地域ごとの発展構造がよりバランスの取れたものになり、中部・西部地域の業務量が加速度的に増加して、産業の発展を牽引する重要なエネルギーになった。
今年初め、同局は一部地域に発送されるEC宅配便の配達サービスを持続的に最適化することを打ち出し、主要宅配便企業が運営モデルを最適化するよう誘導し、ECプラットフォームが販売スタイルを改善するよう推進し、宅配便企業の掲げる「荷物があれば必ず届ける」との目標を実現させた。
今年に入ってから、宅配便産業は新たな質の生産力を積極的に育成することによって発展の新たな原動力をかき立て、科学技術イノベーションによって産業のイノベーションを推進し、大型仕分けセンターのスマート化改良を加速度的に推進し、無人倉庫、自動運転車、ドローンなどを大規模に運用し、産業の情報化レベルとスマート化レベルを絶えず高め、輸送効率とサービスの質を持続的に向上させている。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年5月1日
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