「論語導読」――中国・フランスの文化交流を見つめてきた証人

人民網日本語版 2024年05月05日09:52

フランス共和国のマクロン大統領の招待を受けて、習近平国家主席はフランスを国賓訪問する。

5年前に習主席がフランスを国賓訪問した際、マクロン大統領はフランスで出版されたフランソワ・ベルニエ「論語導読(論語を読み解く)」のフランス語版原書を習主席に贈呈したとともに、「孔子の思想はボルテールなどに深い影響を与え、フランスの啓蒙運動に貴重な思想面の示唆を与えた」と述べた。

1冊の本が、思想の輝きを伝え、時空を超えて、中国とフランスが東西の文化を代表する重要な存在として、互いに相手の文化を認め合い、相手を参考にする生き生きした物語を紡いできたことの、まさに証人になったと言える。

友人は交流すればするほど近づき、優れた言葉は口にすればするほど親しいものになる。

習主席はまもなくフランスを再訪する。この訪問は必ずや中国・フランス関係の新たなページを開き、両国の文明交流・相互参考に新たな原動力を注ぎ込むことになるだろう。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年5月5日

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