開幕が近づく第7回デジタル中国建設サミット  「デジタル強国」強く打ち出す

人民網日本語版 2024年05月11日16:16

第7回デジタル中国建設サミットが5月24-25日に福建省福州市で開催される。10日に開かれた国務院新聞弁公室の記者会見で、国家データ局の劉烈宏局長は、「今回のサミットは『データ要素の価値を解放し、新たな質の生産力を発展させる』をテーマとしており、国のデータ作業システム最適化調整後に開催される初のデジタル中国建設サミットとなる」と紹介した。

福建省の林文斌副省長は、「400人以上の専門家や学者、デジタル経済業界のリーディングカンパニーの代表などが同サミットに参加する。5.6万平方メートルに及ぶ体験エリアの準備作業はすでに完了しており、13日にも会場内の設置作業を始める計画。また、プロジェクト契約のマッチングが続けられており、すでに契約予定のデジタル経済プロジェクトは362件、総投資額は1861億元(1元は約21.5円)で、その分野はハイテクや人工知能(AI)などに及んでいる」とした。

また、林副省長によると、今回のサミットは専門分野での権威性、企業へのサービス、デジタル体験、対話・交流をさらに重視している。また、関係部・委員会(省庁)と権威ある機関は、デジタル化発展に関する一連の政策措置と研究報告書を発表する。企業からの出席者の割合は今までの50%から65%以上まで上昇した。サミットで行われるイノベーションコンテストでは、12分野のすべてで参加チームが企業と科学研究機関によって構成されており、企業参加チームは4000チームに及び、1万2000人以上が参加する。会場の体験エリアには「経済・社会発展にエンパワーメント」や「発展環境の最適化」など4つのブロックが設けられており、来場者はデジタル科学技術の成果を会場で体験することができるという。(編集TG)

「人民網日本語版」2024年5月11日

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