中国はパレスチナ国連加盟について安保理の早急な再審議を支持

中国の傅聡国連大使は10日、「中国は安保理が国連総会決議の要請に基づき、パレスチナ国の国連加盟申請について早急に再び審議することを支持する。関係国がこの件についてこれ以上先延ばしにせず、障害を設けないことを望んでいる」と表明した。新華社が伝えた。

第10回国連総会は緊急特別会合を開き、パレスチナ国について、国連憲章の定める国連加盟資格を満たすと認定し、国連加盟国として受け入れられるべきだとする決議を、賛成143ヶ国、反対9ヶ国、棄権25ヶ国で採択した。

傅大使は「国連総会緊急特別会合は圧倒的多数で決議を採択し、パレスチナの人々が独立した国の樹立を含む自決権を有することを再確認し、パレスチナ国が国連の正式加盟国となる資格を満たすことを確認し、安保理に対して、パレスチナ国の国連加盟申請について積極的に再審議するよう提言した。中国はこの歴史的決議を歓迎する。これは、国際社会の人々が求めているものを反映している。中国はこの決議の共同提出に加わった」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年5月13日