「在中外資系企業ESG活動報告」が発表 中国式現代化による新たな発展のチャンスか
人民網日本語版 2024年05月16日16:32
現在、ESG(環境・社会・ガバナンス)という考え方が日増しに世界的な共通認識となっている。5月13日に開催された「中国ESG発表」シリーズイベントにおいて、中央広播電視総台財経番組センターによって「在中外資系企業ESG活動報告」が正式に発表された。中国において、権威ある第三者機関が在中外資系企業に焦点を合わせたESG研究報告書を発表するのはこれが初となる。
同報告書は、「在中外資系企業がいかに中国式現代化による発展の新たなチャンスをつかみ、ESG の理念を踏み込んで実行し、中国の持続的発展にエネルギーをもたらすか」に重点を置いている。
「在中外資系企業ESG活動報告」の発表と同時に、多くの在中外資系企業もこれに呼応している。
Panasonic(中国)の趙炳弟社長は「自社製品の経営をしっかりと行うだけでなく、環境改善、社会ガバナンスや質の高い発展全体にも一層コミットする必要がある」と述べた。
近年、外資系企業の対中投資熱はますます高まっている。
SKF中国・北東アジア地区の趙慶涛副社長は「ESGは中国での発展に伴い、グローバル化に通じるもう1つのツールや武器となり、投資のホットスポットとしての中国の地位をさらに強化するはずだ」と語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年5月16日
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