中国科学者博物館、5月30日より一般公開へ

人民網日本語版 2024年05月24日13:26

中国科学技術協会が23日に行われた記者会見で、「今年の5月30日は8年目の『全国科学技術労働者デー』で、そのメイン会場イベントでは、中国科学者博物館が正式に一般公開される」と明らかにした。新華社が伝えた。

国務院の承認を経て、中国科学技術協会は2010年より11当局と共同で、「ベテラン科学者学術成長データ収集プロジェクト」を企画・実施している。同プロジェクトは十数年にわたり674人の科学者の学術成長データ収集活動を相次いで行い、中国科学者の学術成長過程における書簡、手書きの原稿、科学機器、著作、音声・動画、そして関連する文化財や文献などの貴重な史料を収集してきた。すでに中国で最大規模の、内容が最も豊富な、タイプが最も揃っている科学者貴重史料収蔵プロジェクトバンクになっている。

今年の「全国科学技術労働者デー」に当たり、国家科学技術発信センターに位置する中国科学者博物館が正式に一般公開され、初のシリーズイベントが開催される。イベントには1つのメイン展示と5つのテーマ展示が含まれ、総展示面積は5000平方メートル。190人余りの科学者の400点(セット)余りの実物、400枚以上の貴重な写真及び関係科学研究機関から提供された10数点の大型展示品を展示する。

人々は5月30日午後より国家科学技術発信センターもしくは中国科学者博物館微信(WeChat)公式アカウントを通じて無料で予約することができる。同時に全国の287の科学者精神教育拠点が共同で「全国民による博物館訪問」イベントを行う。「科学者地図」もイベントの開催期間に発表される。オンライン地図形式により、VR(仮想現実)展示、AI(人工知能)による生成、デジタルヒューマンインタラクションなどの現代的な技術手段を総合的に駆使し、全国の科学者精神展示資源を集積・公開する。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年5月24日

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