中日友好青年交流会が北京大学で開催

人民網日本語版 2024年06月03日15:48

「中日友好を引き継ぎ、友好の新たな章を共に開く」中日友好青年交流会が5月28日、北京大学で開催された。交流会には日本の創価学会青年代表団及び北京大学、中国人民大学、北京外国語大学の学生代表ら合わせて約160人が参加した。北京大学の方方副学長や創価学会の原田稔会長が挨拶したほか、中日友好協会の程永華常務副会長(元駐日大使)が基調講演を行った。人民網が報じた。

程常務副会長は、日本創価大学に留学していたことや、外交の道を歩んできた歩みを振り返ったほか、「青年の相手国に対する理解は、今後両国関係を築くうえで、大きな影響を与える。中日両方に『百聞は一見に如かず』という言葉がある。皆さんが相手国に積極的に歩み寄り、積極的に肌で触れ、実地体験し、より客観的、かつ正確に相手国の全体像を理解し、中日関係を守り、発展させる理性的な声を積極的に伝え、両国社会が理解と相互信頼を深めるために、若々しい力を注ぎ込むことを願っている」と青年に対する切実な期待を語った。

また、「中日友好交流は2千年以上の歴史を誇り、両国の国民は互いに学び合い、相互に参考にし合い、それぞれの発展と進歩を促進してきた。両国の青年がその優れた伝統を継承・発揚し、相互学習・相互参考し、両国民に実益をもたらすことを願っている」と語った。

両国の青年たちは同日、グループに分かれて、北京大学の校内にある「博雅塔」を見学したり、「未名湖」の湖畔を散歩したりしながら、ホットな話題や目標、夢などついて語り合った。

中国人民大学で日本語を専攻する何雨陽さんは、「日本の青年と交流することで、日本の現状に対する理解を深めることができた」とした。日本の創価学会の青年代表団のメンバーの一人である、創価学会事務センター・総務局事務管理部の職員・長谷川一茂さんは、「交流で印象的だったのは、日本と中国の関係性も、一人ひとりの友情から始まっているという点だった。今日3人の男子学生と話をし、メールアドレスを交換することもできた。日本と中国の関係性がもっと良くなるように、僕自身も自分の仕事を通して、貢献できる人生を送りたい」と語っていた。

創価学会の青年代表団100人は中国人民対外友好協会と中日友好協会の招きを受け、5月26日から6月2日まで1週間、中国を交流訪問し、北京や天津、烏魯木斉(ウルムチ)、吐魯番(トルファン)、深センなどを訪問し、文化史跡・遺跡を見学したほか、中国の青年との交流も行い、活力ある中国を感じ、中日両国の友好に「若々しい力」を注ぎ込むことを目指している。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年6月3日

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