【イラストで読み解く】銃の暴力によって悪化し続ける米国の人権状況

人民網日本語版 2024年06月14日14:41

イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

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このほど発表された「米国における人権侵害報告書2023」によると、米国では人権を巡る状況が悪化し続け、市民的権利や政治的権利が空論に陥っている。また、米国の銃の暴力は命の犠牲という痛ましい代償を伴い、政党間の激しい争いによって銃規制を巡る共通認識を見いだすことが難しくなっているという。

米国の非営利組織「Gun Violence Archive」が6月11日に発表したデータによれば、米国では今年に入ってからすでに銃乱射事件(加害者を除き、4人以上が撃たれて負傷または死亡した銃撃事件)が210件起きている。銃の暴力による死者は7480人、負傷者は1万4031人に達した。

米国の銃の暴力は簡単には解決できない長年の問題であり、いまだに緩和の兆しさえ見られない。銃の暴力は、死傷者や治安の問題をもたらすだけでなく、米国に極めて大きな経済的損失と社会的・心理的な問題をもたらしている。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年6月14日

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