英国最新報告「中国の再生可能エネルギー新規設備容量が他の国・地域の総和上回る」

人民網日本語版 2024年06月21日16:09

英国エネルギー協会が20日に発表した会計事務所・KPMGや経営コンサルティング会社・A.T.カーニーと共同でまとめた報告によると、2023年、中国の再生可能エネルギーの新規設備容量は世界の他の地域の総和を上回った。新華社が報じた。

同報告によると、2023年、世界の電力系統用のバッテリーエネルギー貯蔵システムの約50%が中国で設置された。その他、中国は2023年、世界の太陽光エネルギーの新規設備容量の約4分の1に貢献したほか、風力エネルギーの新規設備容量の約66%に貢献した。中国の風力エネルギーの総設備容量は北米と欧州の総和に相当するという。

KPMGのエネルギー・自然資源関係の責任者は報告の中で、「2023年、世界の再生可能エネルギーの設備容量は過去最多を記録した。中国の再生可能エネルギーの新規設備容量は世界の他の地域の総和を上回った」としている。

国際エネルギー機関(IEA)が今年1月に発表した報告によると、2028年までに、中国の再生可能エネルギーの新規設備容量は世界の約60%を占めるようになると予想されている。2023年、世界の再生可能な電力設備容量は、前年比で約50%増だったと試算されている。中国の太陽エネルギーや風力エネルギーの新規設備容量の増加が、それに多大な寄与を果たしていた。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年6月21日

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