三峡集団が14日に発表した情報によると、2021年の三峡集団の再生可能エネルギー発電量が前年比9.5%増の3400億kWh超で世界一になった。計算によると、これは標準石炭約1億トン分に相当し、二酸化炭素排出量を約2億8000万トン削減できる。中央テレビニュースが伝えた。
再生可能エネルギーには、風力、太陽光、水力、バイオマス、地熱などの非化石エネルギーが含まれる。三峡集団の21年の中国国内における水力発電量は約2758億kWh、風力と太陽光発電量は約353億kWhで、その他の再生可能エネルギーの発電量は312億kWh。三峡集団の再生可能エネルギー設備容量は現在まで1億kWを上回っており、全国の再生可能エネルギー設備容量の約10分の1を占めている。うち水力発電設備容量は7割近くを占めている。新エネルギーの面では、三峡集団は内蒙古(内モンゴル)自治区、新疆維吾爾(ウイグル)自治区、西北などの地域を重点とする陸上「風力・太陽光」構造及び北の遼寧省から南の広東省に至る洋上風力発電の集中的・連続的規模化開発構造を形成している。
中国の新エネルギー産業は2021年に急成長し、洋上風力発電設備容量は2021年に初めて英国を上回り世界一になった。水力発電を含む再生可能エネルギー設備容量が初めて10億kWを超えた。中国の新エネ発電量が初めて1兆kWhを超えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月14日