夏の旅行にぴったりの2400年の歴史を誇る呼和浩特

人民網日本語版 2024年07月30日16:41

内蒙古(内モンゴル)自治区呼和浩特(フフホト)市は、2400年以上の歴史を誇る。

呼和浩特市はその昔から重要な交通ルートで、明・清代には軍事的にも、商業的にも重要な街だった。そして、中国とロシアを結ぶ茶の交易路「万里茶道」においても重要な通過地点だった。草原文化や農耕文化、黄河文化がそこで交流・融合し、あらゆるものが調和して特色豊かな北疆文化を生み出した。

呼和浩特は冬の寒さも、夏の暑さもそれほど厳しくなく、最高の避暑地として知られている。そして、その美しい自然の景色や環境を一目見ようと、中国だけでなく、海外からもますます多くの観光客が訪れるようになっている。

呼和浩特には、大召寺や五塔寺、将軍衙署といった名所旧跡もある。

敕勒川草原は、市内からわずか20キロ離れた場所にあるため、「都市の中にある草原」と呼ばれている。

また近年、呼和浩特が打ち出しているナイトダンスパーティーやキャンプなどをテーマにした観光は若者の間で人気が高まっている。

呼和浩特の夏の夜は、特に魅力的だ。「寬巷子グルメ街」に行けば、ご当地料理の「焼麦」やミルクティー、清燉羊肉(羊肉の塩味煮込み)、各種乳製品などを味わうことができ、食いしん坊たちが数多く訪れている。そして古い町並みと骨董品が並ぶ「塞上老街」では、呼和浩特の歴史の息吹を感じることができる。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年7月30日

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