有人潜水艇「蛟竜号」、外国人科学者を初受け入れ

人民網日本語版 2024年08月12日13:25

有人潜水艇「蛟竜号」を載せた「深海1号」が10日、山東省青島市即墨区にある国家深海基地管理センター埠頭から出航し、2024年西太平洋における国際航海を実施する。同航海は中国が「デジタル化深海典型的な生息地」ビッグサイエンス計画下で実施される初の大洋国際共有航海で、蛟竜号は初めて外国人科学者を乗せて潜水作業を行う。中国新聞網が伝えた。

中国自然資源部(省)第一海洋研究所、同部第二海洋研究所、中国海洋大学、香港浸会大学、香港科技大学などの12機関の科学調査隊員及びコロンビア、スペイン、オーストラリア、メキシコ、ナイジェリア、シンガポール、バングラデシュなどの国・地域の8人の外国人科学者・計60人の隊員が、2024年西太平洋における国際航海に参加する。海上作業時間は45日間に達する。

スペインの科学者であるアンドリュー氏は、「中国の科学研究者と共に協力するチャンスを得て、非常に光栄だ。2024年西太平洋における国際航海、特に海綿生物関連分野の研究が深く進展することに非常に期待している」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年8月12日

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