麦わらを編んで作る麦わら団扇の生産ピークに　山東省新泰

山東省新泰市羊流鎮で、麦わら団扇を乾燥させる農民（8月14日撮影・徐速絵）。

山東省新泰市羊流鎮では、地元の農民が、今年収穫した麦のわらで作る麦わら団扇の生産と販売に追われていた。同鎮では、伝統的な麦わら団扇の制作方法が受け継がれている。農民たちは、麦わらを洗浄した後、編み上げ、型に合わせて裁断し、縁を縫って、持ち手を付けるなど、10以上のプロセスを経て、軽くて使いやすい団扇を完成させる。同鎮および周辺の郷鎮では、麦わら団扇の加工・制作に従事している農民がすでに2万人以上となっており、麦わら団扇産業が、地元農民の増収と富裕への道を大きく切り開いている。新華網が報じた。（編集KM）

「人民網日本語版」2024年8月15日