山東省人力資源・社会保障庁によると、山東省は、農村人材職階制度改革を深化させており、評価の重点を業績・貢献、経済・社会効果、モデル・牽引的役割に置き、省全域ですでに9063人が新型職業農民職階を取得している。農村の人材の活力が効果的に刺激され、農村振興が促進されている。新華社が報じた。
2018年から、山東省は学歴や論文、科学研究成果などの制約を打破し、新型職業農民職階評定制度を採用するテスト事業を実施している。新型職業農民の職階は、「初級職階」、「中級職階」、「高級職階(副高級と正高級)」に分かれており、初級、中級、副高級・正高級職階の名称は、順に農民助理師、農民農芸師、農民高級農芸師、農民正高級農芸師となっている。
山東省の新型職業農民職階審査範囲には、主に、大規模の栽培、飼養、養殖経営者や家庭農場、農民合作社、農業企業、農業社会化サービス組織において専門的な技術職に就く中堅クラスの人材が含まれている。新型職業農民職階は、技術水準や専門的な能力を示す基準となり、ポストや雇用などとは紐づけられることはない。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年3月14日