AIが分析!中国の樊振東選手の卓球の球速は1秒当たり19メートル、回転数は146回
パリ五輪開催期間中、中国で最も注目を集めた競技の一つが卓球だ。試合中、球の回転速度が最も速かったのは誰だったのだろうか?打ち方の種類が最も多かったのは誰なのだろうか?そして誰の球速が最も速かったのだろうか?中国のパリ五輪卓球中継AIチームに答えてもらおう。
球の回転速度が最も速かったのは、卓球男子団体決勝のダブルスの試合で、スウェーデンのアントン・ケルベリ選手が出した1秒当たり146.6回転という記録だった。2番目に速かったのは、男子シングルスの決勝で、中国の樊振東選手が出した1秒当たり146.48回転という記録だった。
試合中の中国の樊振東選手(撮影・王東震)。
パリ五輪卓球中継AIチームの責任者を務めた上海東方伝媒技術有限公司の顧礼華氏は、「今大会では、1秒当たり146回転台が2度記録された。選手2人は1秒間に球を146回転させていたということ。どちらもスマッシュでコントロールされた球で、男子選手の平均回転速度1秒当たり66.7回転を大きく上回っていた」と説明する。
球速が最も速かったのは樊振東選手だった。男子団体の決勝戦のシングルスで、スウェーデンのトルルス・モーレゴー選手と対戦した樊振東選手は、1秒当たり19.3864メートルという球速を記録した。また同じく中国の王楚欽選手も1秒当たり17メートルという記録をたたき出していた。
(画像提供は取材先)
顧氏は、「今大会の男子選手の球速は平均1秒当たり7.1メートルだった。1秒当たり10メートルを超えると、とても速い。つまりそれを打ち返すことができた場合、その相手選手の反応も相当速かったと言える」とした。
さらにAIのデータを見ると、今大会で打ち方の種類が最も多かったのは朝鮮の混合ダブルスのイ・ジョンシク/キム・クンヨンのペアだった。顧氏は、「2人は同種目において、実力で銀メダルを獲得したということだ。2人は回転の種類が非常に多く、サーブでもさまざまなテクニックを駆使していたほか、あまり国際大会に参加していなかったため、対戦チームのほとんどがその球筋についていくことができなかった。2人が五輪に向けて、万全の準備をしていたことがわかる」と分析した。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年8月19日
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