中共中央対外連絡部長が日中友好議員連盟代表団と会談

人民網日本語版 2024年08月28日13:52

劉建超・中共中央対外連絡部長は27日、北京で二階俊博会長(自民党元幹事長)率いる日本の日中友好議員連盟訪中団と会談した。中共中央対外連絡部ウェブサイトが伝えた。

劉部長は「二階会長と日中友好議員連盟は長年にわたり中日関係の発展や両国民の友好増進にたゆまず努力し、貢献してきた。現在、世界は百年間なかった大きな変化の中にあり、中日関係も正念場にある。双方がサンフランシスコでの両国首脳会談における共通認識を導きに、より高い立ち位置と長期的な視点から中日関係を受け止め、大局的・戦略的な意思疎通と各分野における交流や協力を強化し、摩擦や溝を建設的に管理・コントロールし、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築に共に尽力することを希望する」と表明。

また劉部長は「中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会)は、さらなる改革の全面的深化、中国式現代化の推進という雄大な青写真を描き、300項目余りの改革措置を打ち出した。これは日本を含む各国に広く機会をもたらすものとなるだろう。日本の各政党が対話や交流のために訪中し、戦略的な意思疎通を強化し、相互認識を増進することを歓迎する」とした。

二階会長は「今回の訪問を契機に中国側と対話を深め、両国の関係当局間の意思疎通の強化を推進し、政治、経済、貿易、観光、人的・文化的分野などにおける両国間の交流と協力の深化、摩擦や溝の適切な処理と解決のために環境を醸成していきたい。日本側は与野党議員による訪中を積極的に推し進め、若い世代を中心に両国民間の友好的交流を強化することを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月28日

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