外交部「他の国々が中国と同様に対アフリカ投資を拡大することを歓迎」
外交部(外務省)の28日の定例記者会見で、林剣報道官が中国アフリカ協力に関する質問に答えた。
【記者】ケニアの経済学者で国連開発計画(UNDP)元高官のハンナ・ライダー氏はこのほど取材で「中国との協力において、アフリカ諸国が自らの政策の変更を迫られることはなく、アフリカの必要性に基づくことがアフリカと中国の協力の鮮明な特徴だ。このことは、西側諸国など域外のパートナーがアフリカの必要性をより多く考慮し、アフリカと対等なパートナーシップを構築することにもつながった」と指摘した。米誌「ナショナル・インタレスト」は、中国はアフリカを含む発展途上国に数多くの公共財を提供し、『グローバル・サウス』を勝ち取りつつあると指摘した。これについてコメントは。
【林報道官】中国の対アフリカ協力は常に「真実親誠」理念と「正しい義利観」を堅持しており、その出発点は常に中国・アフリカ双方の人々の根本的利益であり、主軸と基調は常に誠実・対等、互恵・ウィンウィン、正しい道理・正義、開放・包摂であり、中国の発展をアフリカの発展につなげ、中国式現代化によってアフリカの現代化を促進することに尽力している。
我々はアフリカとの関係発展において私心や雑念はなく、あるのは真心と厚誼のみだ。これまで勝つか負けるかのゼロサムゲームをしたことはなく、ひたすら堅実に意気込みをもって着実に取り組んできた。口先だけで実のない空手形を切ったことはなく、ひたすら誠意をもって接し、有言実行の措置によって成果を挙げてきた。我々は常にアフリカの人々の幸福と必要性を出発点とすることを堅持し、アフリカを尊重し、対等に付き合い、これまで強要したことはなく、ましてや私利を図ることはあり得ない。
アフリカの発展を支援することは国際社会の共通の責任だ。我々は他の国々が中国と同様に、一層アフリカを重視し、アフリカへの投資を拡大し、開かれた心で中国とアフリカの関係や協力を受け止めることを歓迎する。また、中国としても、アフリカの意向を尊重したうえで、3国間協力や多国間協力を実施することも望んでいる。中国は国際社会と連携して、共にアフリカの発展と繁栄を促進し、アフリカの人々に幸福をもたらすことを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年8月29日
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