国家国際発展協力署「中国アフリカ協力はグローバル発展イニシアティブ枠組み下で3つの進展」

人民網日本語版 2024年08月21日16:20

国家国際発展協力署の劉俊峰副署長は20日、国務院新聞弁公室の記者会見で、「中国とアフリカの発展協力は、グローバル発展イニシアティブの枠組みの下で、メカニズムの共同構築、実務協力、人材育成の3方面で前向きな進展を遂げた」との説明を行った。新華社が伝えた。

劉副署長は「メカニズムの共同構築の面では、すでに世界80数ヶ国がグローバル発展イニシアティブ(GDI)フレンズグループに積極的に参加しており、うちアフリカは33ヶ国を占めている。我々が構築したグローバル発展促進センターネットワークには、30のアフリカ諸国と国際機関が参加している」と説明。

「実務協力の面では、中国はグローバル発展イニシアティブの枠組みで『自由意思による参加、各国による共同構築、方法の革新、開放性・透明性』の原則に従い、プロジェクトプールと資金プールを創設した。中国はグローバル発展・南南協力基金を格上げし、40億ドル(1ドルは約145.5円)にまで増資した。金融機関に働きかけて140億ドルの特別資金を調達し、現在検討中のプロジェクトは総額40億ドル以上に上り、このうちアフリカ諸国関連プロジェクトへの投資額が30%以上を占める」とした。

また「人材育成の面では、中国はグローバル発展イニシアティブの枠組みで、多くの発展途上国の経済・社会発展を支援するため、こうした国々から10万人を研修やセミナーに招待する。すでに延べ4万人が研修を終えており、その対象はアフリカの大多数のGDIフレンズグループ構成国に及び、アフリカで延べ1万2000人に対し研修を実施した」と説明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月21日

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