最大規模で最多の外国首脳が出席する「中国アフリカ協力フォーラム北京サミット」
3日に行われた2024年中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットプレスセンターのブリーフィングで、劉豫錫・中国政府アフリカ事務特別代表が今回のサミットに関する状況を各国メディアに説明した。
■「近年で最大規模かつ最多の外国首脳が出席するホームグラウンド外交」
2024年中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットは9月4日から6日まで北京で開催される。習近平国家主席は5日の開幕式に出席し、基調演説を行う。中国とアフリカの首脳は「現代化の推進で連携、高水準の中国アフリカ運命共同体を共に構築」というテーマをめぐり、友情、協力、未来について共に話し合う。
劉氏によると、今回のサミットは、中国による近年で最大規模かつ最多の外国首脳が出席するホームグラウンド外交だ。多くのアフリカ諸国の首脳やアフリカ連合(AU)委員会委員長が代表団を率いて出席する他、国連事務総長も来賓として、関係する国際・地域機関もオブザーバーとして関連行事に出席する。
サミットは成果文書として「宣言」と「行動計画」を採択する予定だ。両成果文書には各々重点がある。「宣言」の重点は、現代化の推進における連携、高水準の中国アフリカ運命共同体の共同構築など重要な問題において中国とアフリカの共通認識を形成し、これを発揮し、グローバル・ガバナンス、平和・安全保障、経済・貿易などの分野で協力を強化する双方の決意と自信を示すことにある。「行動計画」は、中国とアフリカの今後3年間における質の高い協力の実施について道筋を整理し、計画を立て、中国とアフリカのさらなる協力深化のための方向性を示すものとなる。
中国アフリカ協力フォーラムは発足後の24年間、特に新時代に入って以来、常に「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」原則を堅持し、すでに中国・アフリカ協力の「金看板」及び国際社会の対アフリカ協力をリードし、グローバル・サウス協力を深めるための旗印となっている。
中国・アフリカ間の貿易額は昨年、2821億ドル(1ドルは約145.2円)という歴史的な額に達した。また、中国は15年続けてアフリカ最大の貿易パートナーとしての地位を保っている。これは、中国・アフリカ協力の強大な強靭性と活力をはっきりと示すものだ。世界経済の発展が試練に直面する現在、中国・アフリカ間の経済・貿易関係は中国アフリカ協力フォーラムが先導する形で活力に満ち、国際開発協力において大いに注目されている。
また、中国とアフリカは貧困削減、教育、保健、科学技術、環境保護、青年、女性、地方等の分野で交流を日増しに緊密化している。双方はグリーン発展やデジタルイノベーションの分野で協力を不断に拡大し、科学技術成果の現実の生産力への転換を加速し、さらに多くの注目される協力を行っている。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年9月4日
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