中国貧困者支援ドラマ「山海情」、50以上の国と地域で好評配信

人民網日本語版 2024年09月06日09:24

寧夏回族自治区党委員会宣伝部の4日の発表によると、中国の貧困者支援をテーマとするテレビドラマ「山海情」は、2021年1月に中国国内の寧夏衛星テレビ、東南衛星テレビ、北京衛星テレビ、東方衛星テレビ、浙江衛星テレビで初放送された後、マレーシア語、ハルハ・モンゴル語、カザフ語、スワヒリ語、ハウサ語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、韓国語などの20以上の言語に翻訳され、コモロ、中国香港特別行政区、北米、東南アジア、アラブ、アフリカなど50以上の国及び地域で放送された。中国新聞網が伝えた。

寧夏回族自治区閩寧鎮は「山海情」の舞台で、ロケ地でもある。閩寧鎮は福建省と寧夏回族自治区の略称から命名された移民開発区であり、中国東西部貧困者支援協力の「スタート地点」でもある。「山海情」は庶民目線の飾り気のない語り口により、貧困脱却の難関攻略及び東西部貧困者支援協力のモデルである「閩寧協力モデル」を活き活きと再現。本作は1990年代以降、国による貧困者支援政策の指導と福建省のペアリング支援を受けながら、西海固の人々が移民と移転により様々な困難を次々と克服し、貧困脱却・発展の方法を模索し、砂嵐が巻き上がり石が転がる砂地を貴重な「金の砂地」にするストーリーとなっている。

情報によると、「山海情」が海外で好評配信されると、多くの国が自国の吹替版を作り、本作の伝播効果を効果的に高めた。さらに本作はユーチューブなどの海外プラットフォームで配信され、再生回数は1600万回を超え、内容の表示回数は1億3000万回を上回っている。うち1話の再生数は164万回で、高評価は8000以上と、広く視聴されている。国際的な映画・ドラマ情報サイト「IMDb」での「山海情」の評価は8.5ポイントで、同サイトの中国テレビドラマのカテゴリーで上位を占めている。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年9月6日

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