豊かさをもたらす森林の副産物による「林下経済」 江西省広昌

人民網日本語版 2024年09月09日15:34
豊かさをもたらす森林の副産物による「林下経済」 江西省広昌
江西省撫州市広昌県にある旴江林場林下経済園で収穫期を迎えたキノコ「樟芝」を収穫する村民(撮影・時雨)。

江西省撫州市広昌県にある旴江林場林下経済園では、村民が収穫期を迎えたキノコ「樟芝」を収穫していた。これらの樟芝は、コールドチェーン輸送によって、鮮度を保った状態で海外へ輸出される。人民網が伝えた。

江西省と福建省の境界地点に位置する広昌県は、豊かな自然生態資源を擁し、森林率は71.38%に上る。同県における森林経済の栽培面積は約1万3千ヘクタール、栽培品種は食用菌類や中医の薬剤、油茶など、林下経済の年間生産総額は12億元(1元は約20.1円)に達する。また、同県は、植林と加工を一体化させた林下経済企業を複数導入し、林下植林・林産品の加工・森林浴などの林業経済産業クラスタを形成することで、森林資源の経済的価値を効果的に引き上げると同時に、環境保護と持続可能な林業の発展を実現させている。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年9月9日

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