日本の青年代表団4団体が北京で一堂に会して感じた中国の温かさと活力
中国各地は今、爽やかな秋風が心地よい、初秋を迎えている。そんな中、日中友好協会日本青年代表団や日中文化交流協会の日本大学生代表団、日本の少林寺拳法グループの青年代表団、日本創価大学代表団の合わせて370人が北京で一堂に会し、訪問交流を行った。中国人民対外友好協会は9月7日、レセプションを開催し、訪中した青年代表団4団体を歓迎した。中国人と日本人約500人が出席したレセプションでは中国人民対外友好協会の楊万明会長が挨拶を行った。
日本青年訪中団を歓迎するレセプションの様子(撮影・張麗婭)。
楊会長は挨拶の中で、「中日両国が、後の世代につながる友好を促進するという目標を達成するためには、中日両国の青年が友好の伝統を継承し、発揚しなければならない。中日交流活動を展開することで、青年の間に架け橋を作り、意思疎通と対話を強化し、相互理解と親睦を深めることを願っている」と語った。
レセプションで挨拶する中国人民対外友好協会の楊万明会長(写真提供・中国人民対外友好協会)。
青年代表団4団体は今回、中国人民対外友好協会の招待で訪中し、日本政府と中国政府との間で交わされた「青少年交流の強化に関する覚書」の枠組み下で、訪問交流を実施している。これらの団体はそれぞれ北京市や上海市、遼寧省、山東省、河南省、四川省などを訪問し、中国の大学生たちと友好交流を展開したほか、名所旧跡を観光したり、伝統文化を体験したり、企業や工場を見学したりして、活力ある中国を体験した。
日中文化交流協会の日本大学生代表団は、上海市で遊覧船に乗り、美しい夜景を鑑賞したり、山東省済南市でヒアルロン酸工場や自動車工場を見学したり、山東大学を訪問したりした。綿矢梨沙団長は、「今回の訪中では、色々な所を観光や見学したほか、中国の産業の発展に対する理解を深め、そこから学ぶこともできた。今回の訪問を通して、学生たちは視野を広げ、経験を積むことができた。これがきっかけとなり、自分の将来や日本の将来について再考した学生もいるかもしれない」と語った。
レセプションで、北京体育大学の学生と交流する日本少林寺拳法グループの青年代表団のメンバー(撮影・張麗婭)。
中国を訪問するのは初めてという日本の少林寺拳法グループ青年代表団のメンバー福田莉那さんは、少林寺や河南博物院などを観光したほか、鄭州大学や北京体育大学の学生と交流し、「中国と日本では似ているところも多くある一方で、異なるところも多くあったことが一番印象深かった。それでも、皆互いに認め合い、尊重し合うことができれば、友好関係を保ち続けることができる」と話した。
訪中期間中に誕生日を迎えた日本の青年を祝う参加者たち(撮影・張麗婭)。
レセプションにおいて、日本の青年たちは、清華大学や中国伝媒大学、北京体育大学、北京第二外国語学院の学生たちと交流した。また、中国の学生たちは、訪中期間中に誕生日を迎えた日本の青年にサプライズでケーキをプレゼントし、温かいムードを演出した。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年9月11日
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