日本の少林寺拳法グループの青年拳士が鄭州大学で文化交流
鄭州大学日本語学院の学生と交流する少林寺拳法グループの青年拳士。
日本の少林寺拳法グループの相談役である宗由貴氏が率いる青年拳士代表団一行70人が今月5日、河南省の鄭州大学を訪問し、文化交流に参加した。人民網が報じた。
少林寺拳法グループは、宗由貴氏の父親である宗道臣氏が1947年に香川県で設立した日本の武術団体となる。
挨拶する鄭州大学党委員会の韓国河副書記。
鄭州大学党委員会の韓国河副書記はレセプションで、「少林寺拳法グループは長年、中日友好活動に従事して、知識を伝え、民間の相互理解や両国の共同発展を促進する上で、積極的な役割を果たしてきた」とした。
挨拶する日本少林寺拳法グループの相談役・宗由貴氏。
17歳だった50年前に中国を初めて訪問したという宗由貴氏は挨拶の中で、「たくさんの日中交流に携わってきたが、日中の同年代の人々の交流は、鄭州大学から始まった。中日交流を通して、両国の青年が出会うだけでなく、互いに理解し合い、助け合うことで、未来の新時代を切り開いていくべきだ」と語った。
鄭州大学外語学院の「宗道臣文庫」。
「日本と中国の仲が良くなければ、アジアに平和はない。アジアが平和でなければ、世界平和もない」というのは少林寺拳法グループの創始者・宗道臣氏の切実な思いで、宗由貴氏は、「その信念が原動力となり、友好事業に50年携わり続けることができている。青年たちにも私と同じように、この事業を続けていってほしい」と語る。
特色ある武術を披露する中国の学生代表。
少林寺拳法を披露する日本の青年拳士。
長年、中日友好交流事業に携わる宗由貴氏は鄭州大学の客員教授で、中国の「国家友誼賞」受賞者、河南省の「黄河友誼賞」の受賞者でもある。鄭州大学外語学院の「宗道臣文庫」には、宗由貴氏と宗道臣氏が寄贈した日本語の書籍3万4000冊が所蔵されている。
交流する少林寺拳法グループの青年拳士と鄭州大学日本語学院の学生。
代表団一行は「宗道臣文庫」を見学し、日本語学院の学生と交流した。中日両国青年代表「以武会友」では、中国の青年が特色ある武術を、日本の青年が少林寺拳法を披露した。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年9月6日
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