「サイバーセキュリティ問題を利用した中国への中傷を止めるべき」 外交部が米に忠告
人民網日本語版 2024年10月29日15:31
外交部(外務省)の28日の定例記者会見で、林剣報道官が米国によるサイバーセキュリティ問題を利用した中国への中傷に関する質問に答えた。
【記者】米国政府が現在、中国と関係があるとされるアクターを調査中との報道がある。このアクターは米国の通信ネットワークに侵入し、特に米国の政治家の携帯電話に対してハッキングを行っていたという。これについてコメントは。
【林報道官】言及された具体的な状況について私は把握していないが、関連する報道には留意している。報道は、いわゆるハッカー集団「ソルト・タイフーン」にも特に言及していた。米国は最近、様々な「タイフーン」を作り出すことに熱心なようだ。留意すべきこととして、次の点を指摘したい。以前、米国が誇大宣伝したいわゆる「ボルト・タイフーン」事件に関して、中国のサイバーセキュリティ機関は真実を明らかにする一連の報告書を発表し、いわゆる「ボルト・タイフーン」が実際には国際的なランサムウェア集団であること、米国が中国に濡れ衣を着せて罪に陥れるためにサイバー攻撃の発信元について虚偽のナラティブをでっち上げたことを確実な証拠によって証明した。これらの報告書は、一体誰が世界のサイバーセキュリティに対する最大の脅威であるのかを明確に示した。
中国は米国に対して、「泥棒が他人を泥棒呼ばわりする」ような様々な無責任な言動を止め、世界規模のサイバー攻撃を止め、サイバーセキュリティ問題を利用した中国への中傷とイメージ毀損を止めるよう忠告する。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年10月29日
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