新疆且末の砂漠で真珠の養殖に成功
人民網日本語版 2024年10月29日10:48
且末県時時鮮水産有限公司で養殖された真珠(撮影・龔永洪)。
新疆維吾爾(ウイグル)自治区・タクラマカン砂漠に位置する且末(チャルチャン)県時時鮮水産有限公司の魚介類養殖拠点には、日光が注ぎ、水面がキラキラと光る水産養殖池があり、中を覗くと、魚の群れがゆったりと泳いでいた。新疆日報が報じた。
同社の龔永洪董事長は、「この養殖池には海の魚だけでなく、底には真珠も隠れている」と胸を張り、「味に優れた海の魚を含む水産品のほか、目玉となる魚介類の派生商品である『砂漠の真珠』も養殖している」と説明する。
2023年10月、且末県に魚介類養殖の先進技術をもたらした龔永洪董事長は、砂漠で魚介類養殖産業を発展させることを決意。まず、主に魚介類を養殖する計画を立て、それを順調に推し進めていった。その後、真珠を養殖するという大胆なアイデアを思いつき、200万粒の真珠貝を養殖する試みを始めた。そこから約4ヶ月が経過し、大切に育てられた真珠貝はすくすく成長した。
養殖拠点では、10日おきに開殻して、真珠の成長具合をチェックしているという。同拠点で養殖された真珠はサイズも大きく、美しい輝きを放ち、養殖の試みは成功し、人々を喜ばせている。来年下半期には、「砂漠の真珠」が出荷される見込みだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年10月29日
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