民政事業発展の新局面を不断に切り開く
習近平総書記はこのほど民政政策について重要な指示を出し、「中国式現代化においては民生が最優先である」と強調した。この指示は、新時代の新たな道のりにおいて民政事業の質の高い発展を促進するための根本的な指針を示し、強力な原動力を注入するものである。人民網が伝えた。
民政事業は社会建設における保障的かつ土台となる事業だ。新時代に入って以来、中国の特色ある社会救済制度が基本的に整備され、困難を抱える人々の基本的生活が制度面から保障されてきた。また、世界最大規模の養老保険(年金)制度が構築され、雇用の安定と促進があらゆる手段で図られてきた。こうした「喫緊の重要課題」に焦点を合わせた一つ一つの措置や民生の懸念に応える一つ一つの具体的行動が、温かみのある民生の未来図を描き出している。
民生の保障と改善は、人々に眼前の幸福をもたらすだけでなく、発展の優位性や主導権、未来をもたらすものでもある。農村部の貧困層約1億人が貧困を脱却したことで巨大な消費の潜在力が解き放たれ、高齢者ケア産業や環境保護産業に大きな発展の将来性が切り開かれた。経済・社会発展事業を達成するうえで、民生は「羅針盤」であると同時に「増幅器」でもある。民生の保障と改善をしっかりと進め、人々の多様で質の高い消費ニーズをよりよく満たすことは、経済発展とモデル転換・高度化にとって非常に有益だ。
国家統計局は先ごろ、今年第1~3四半期の国民経済の運営状況を発表した。雇用状況は全般的に安定しており、住民所得も引き続き増加している。発展は前進し、民生も温かみを増している。中国式現代化を推進する新たな道のりにおいて、民生を最優先とし、民政事業の水準を高め続け、民政事業発展の新局面を不断に切り開くことで、力を結集し、壮麗な章を記すことが必ずできる。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年10月30日
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