中国第1−3四半期の再生可能エネルギー発電量、前年比20%以上増
人民網日本語版 2024年11月01日10:59
中国の再生可能エネルギー設備容量と発電量は今年第1−3四半期、さらに増加した。中国全土の再生可能エネルギー発電量は前年同期比20.9%増の2兆5100億kWhで、全発電量の約35.5%を占めた。うち風力と太陽光の発電量は同26.3%増の計1兆3490億kWhで、同期間の第三次産業の電力消費量とほぼ同程度であり、同期間の都市部・農村部世帯の電力消費量を上回った。新華社が伝えた。
これは国家エネルギー局総合司の張星副司長が10月31日に行われた記者会見で発表した情報だ。張氏は、「9月末現在の中国全土の水力発電累計設備容量は4億3000万kWに達した。うち従来型水力発電は3億7500万kWで、揚水発電は5591万kW」と述べた。
9月末現在の中国全土の系統接続された風力発電設備容量は累計で前年同期比19.8%増の4億8000万kW。うち陸上風力発電は4億4000万kWで、洋上風力発電は3910万kW。中国全土の太陽光発電設備容量は同48.4%増の7億7000万kWに達した。うち集中式は4億3000万kWで、分散式は3億4000万kW。
バイオマス発電の建設と運営状況が安定しつつ前進している。9月末現在の中国全土のバイオマス発電累計設備容量は前年同期比5.4%増の4551万kWで、バイオマス発電量は同4.3%増の1538億kWh。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年11月1日
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