世界最大のクリーンエネルギー回廊、1日最大発電量が15億kWhに
人民網日本語版 2024年07月30日15:47
中国長江三峡集団有限公司がこのほど発表した情報によると、世界最大のクリーンエネルギー回廊の全発電機110基が12日、今年初のフル稼働を行った。カスケード式発電所の1日発電量が10億kWhを超えた日数は、23日までにすでに35日に達した。1日の最大発電量は15億kWh。電力網が夏のピークに対応できるように全力で支援し、電力網の安定運営と「西電東送」(西部地域で発電した電力を東部地域に送電すること)に強力なサポートを提供している。新華社が伝えた。
世界最大のクリーンエネルギー回廊は、長江本流の川上から川下に並ぶ烏東徳、白鶴灘、渓洛渡、向家壩、三峡、葛洲壩の6ヶ所のカスケード式発電所で構成されており、全長は1800km以上で、水位の高低差は900m以上、総発電設備容量は7169万5000kW。
三峡集団長江電力段階調節センターの李鵬サブチーフエンジニアは、「水利部(省)長江水利委員会、国家電網、南方電網による統一調節を受け、三峡集団は長江川上の水と雨の状況及び受電地域の気温の予測・予報を持続的に強化し、設備の運用保守管理を強化している。カスケード式水力発電所の共同最適化調節を実施し、長江川下の洪水対策を保証しながらカスケード式発電所の安定した大規模な発電を実現し、受電地域に安定したグリーン電力を提供している」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年7月30日
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