2024騰訊科学WE大会、四川省成都市で開催

人民網日本語版 2024年11月07日13:25

画像提供は取材先

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2024騰訊(テンセント)科学WE大会が3日、四川省の成都SF館で開催された。世界トップレベルの科学者5人が、ミクロ量子世界、「時空の波紋」重力波、宇宙の「幽霊」暗黒物質、脳の「GPS」グリッド細胞、人間の臓器チップ分野の先端的な探求とブレイクスルーを共有した。科技日報が伝えた。

大会の現場で、国家最高科学技術賞受賞者で、中国科学院院士と南方科技大学学長を務める清華大学の薛其坤教授が「磁性」「トポロジー」「絶縁性」を併せ持つ新素材を披露した。

2017年ノーベル物理学賞受賞者で、カリフォルニア工科大学のリチャード・P・ファインマン理論物理学名誉教授のキップ・ソーン氏は6年ぶりにWE大会に招待され、宇宙の歪みに関する62年間の探究の旅を振り返った。

上海交通大学李政道研究所特別教授と副所長を務めるPandaX暗黒物質実験首席科学者の劉江来氏は、中国極深地下実験室「錦屏地下実験室」の地下2400mにおけるチームの探査結果を共有した。

マクロ物理世界の先端的な探求以外にも、WE大会はさらに神経科学や生物工学などの最新の成果に注目した。2014年ノーベル生理学・医学賞受賞者で、ノルウェー科学技術大学カブリシステム神経科学研究所のメイブリット・モーザー教授(神経科学)は大会で、人間の脳内の場所細胞、グリッド細胞、速度細胞などが協調して機能している秘密を明かした。ハーバード大学ヴィース研究所所長のドナルド・イングバー氏のチームは「臓器チップ」をもたらし、疾患治療及び薬品開発の推進に新たな選択肢を提供している。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年11月7日

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