中ロの大学生が共同開発した超小型衛星、ロシアで打ち上げ

中国とロシアの大学が共同開発した初の標準12Uキューブサット「ASRTU友誼号」が現地時間5日午前8時18分、ロシアのブラゴヴェシチェンスクにあるボストチヌイ宇宙基地から打ち上げられた。科技日報が伝えた。

哈爾浜（ハルビン）工業大学が同衛星の中国の主導開発機関で、約50人のメンバーが相次いで参加した。その60％以上がプロジェクト参加時は学部生だった。衛星のチーフエンジニアとサブシステムチーフデザイナーはすべて学生が担当。

同衛星の重量は約15.7kgで、主にマイクロ・ナノ衛星の新技術検証、アマチュア無線新技術試験、宇宙科学教育に用いられ、中ロ双方の大学生の交流深化と協力の画期的な成果となる。（編集YF）

「人民網日本語版」2024年11月8日