外交部「日本に安定した持続的な中日関係発展を望む」

人民網日本語版 2024年12月03日14:54
外交部「日本に安定した持続的な中日関係発展を望む」

外交部(外務省)の2日の定例記者会見で、林剣報道官が中日関係に関する質問に答えた。

【記者】日本の石破茂首相が臨時国会の開会式で、アジア太平洋経済協力(APEC)非公式首脳会議の会期中に習近平国家主席と踏み込んだ意見交換を行ったことに触れ、「日中間には様々な懸案、意見の相違があるが、協力できる分野では協力していく。中国の安定的発展は地域全体の利益となる」「習主席と確認した戦略的互恵関係の包括的推進、建設的かつ安定的な関係の構築という大きな方向性に基づき、今後も首脳を含むあらゆるレベルで中国との意思疎通を図っていく」と述べたとの報道について、コメントは。

【林報道官】報道に留意している。中日関係の長期的で健全かつ安定的な発展は両国民の根本的利益にかなう。日本が中国と向き合って進み、歴史を正視し、未来志向で、客観的で正しい対中認識を確立し、『互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない』など中日間の4つの基本文書により確立された原則や方向性を具体的な政策や実際の行動に反映させ、各分野で実務協力を深め、摩擦や意見の相違を建設的に管理・コントロールし、両国首脳間の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、中日関係の安定した持続的な発展を後押しすることを望む。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年12月3日

注目フォトニュース

関連記事