海南自由貿易港を世界に紹介するイベントを外交部が開催

外交部（外務省）が主催する海南自由貿易港を世界に紹介するイベントが4日、「中国式現代化の地方における実践：海南自由貿易港 新たな時代、新たな使命、新たな機会」をテーマに外交部内で催され、王毅中共中央政治局委員（外交部部長）がスピーチした。160ヶ国余りの中国駐在の外交官、国際組織の駐中国代表、中央部・委員会（省庁）と地方政府の代表、企業や国際商工会議所の代表ら500人余りが出席した。新華社が伝えた。

王氏は「海南自由貿易港の建設は習近平国家主席が自ら計画し推し進めた、新時代における改革開放の重要な戦略的措置だ。過去6年間で、海南省は党中央の指導下で、巨大な国内市場を背景に、高い基準の国際経済・貿易ルールと整合性を図りながら、自由貿易港の建設を推進してきた。これにより、ますます多くの企業を投資や事業展開へと引きつけ、開放的で力強い前進という全く新たな状況を呈している」と指摘。

「習主席は『中国は協力・ウィンウィンの理念に基づき、中国式現代化の新たな成果によって世界の発展に新たな機会を提供し続け、各国と共に、平和的に発展し、互恵的に協力し、共に繁栄する世界の現代化の実現を後押しし、各国の人々により良く幸福をもたらすべく努力することを望んでいる』と表明した。中国は開放的発展、革新的発展、環境配慮型発展、包摂的発展、平和的発展を堅持する」と表明した。

来賓らは海南自由貿易港総合展示会を見学するとともに、海南省の代表と踏み込んだ友好的な意見交換を行った。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年12月5日