習近平総書記「辺境地区の質の高い発展を促進」
中共中央政治局は9日午後、中国の歴史における辺境ガバナンスについて第18回集団学習を行った。新華社が伝えた。
習近平総書記は集団学習を主宰し、「辺境ガバナンスのシステムと能力の現代化の推進は、中国式現代化を推進するための必然的な要求である。中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)と中国共産党第20期中央委員会第2回全体会議(二中全会)及び第3回全体会議(三中全会)の精神を真剣に貫徹し、辺境ガバナンスに関する党中央の諸決定・方針を実行に移し、辺境ガバナンスの各取り組みをしっかりと成し遂げ、辺境地区の質の高い発展を促進する必要がある」と指摘。
「中国式現代化の推進において、辺境地区が1つでも取り残されることがあってはならない。辺境地区の発展を中国式現代化戦略の大局に組み込み、地域の協調ある発展戦略、地域の重要戦略に組み込み、新たな発展理念を完全で正確かつ全面的に貫徹し、辺境地区が自らの条件と資源を拠り所に、新たな発展構造に融け込み、全国統一大市場に融け込む中で質の高い発展を実現することを支持する必要がある。改革開放による原動力と活力の強化を堅持し、海洋や国境に近いという辺境地区の強みを活かし、多様な形態の開放の重要拠点を築き、陸地と海洋、国内と国外が連動し、東西が双方向で支え合う全面的な開放のパターンを形成する必要がある。都市部と農村部の融合的発展を堅持し、県の行政中心地を重要な担い手とする新型都市化を着実に推進し、農村部の全面的振興を推進し、貧困脱却の難関攻略の成果を固め、広げ、大規模な再貧困化を効果的に防ぐ必要がある。発展しながらの民生保障・改善を堅持し、辺境地区の生産・生活環境を不断に改善し、インフラと基本的公共サービスの不備の補完を加速する必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年12月11日
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