米通商代表部が鉱物の対中追加関税引き上げ 中国商務部がコメント
人民網日本語版 2024年12月17日15:44
米国が通商法301条に基づいて中国の一部製品に対する関税を引き上げることについて、中国商務部の報道官がこのほど記者からの質問に答えた。同部サイトが伝えた。
【記者】12月11日、米国通商代表部(USTR)は中国から輸入されるタングステン、ポリシリコンなどの鉱物性生産品を対象に通商法301条に基づく対中追加関税を賦課する。この措置は2025年1月1日から適用されると発表した。中国商務部はこれをどう見るか。
【商務部報道官】中国の一方的な追加関税措置に反対するとの立場は一貫したものであり、これまで何度も米国に厳正な申し入れを行ってきた。
世界貿易機関(WTO)は米国の対中301関税はWTOルールに違反するとの採決をすでに下している。米国の対中301関税の引き上げというやり方は誤りの上にさらに間違ったものだ。米国の関税措置は自国の貿易赤字問題と産業の競争力不足の問題を解決できないばかりでなく、米国内のインフレを加速させ、米国の消費者の利益に損害を与え、国際経済貿易秩序とグローバル産業チェーン・サプライチェーンの安全・安定に深刻な打撃を与えるものとなる。
米国は直ちに間違ったやり方を是正し、対中追加関税を取り消すべきだ。中国は必要な措置を取って自国の権利を断固守り抜く。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年12月17日
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