習近平国家主席が澳門科技大学を視察

人民網日本語版 2024年12月20日14:26
習近平国家主席が澳門科技大学を視察

習近平国家主席は19日午前、澳門(マカオ)特別行政区にある澳門科技大学を視察し、教員や学生、研究者らと親しく交流した。新華社が伝えた。

習主席は総合講義棟で同大と澳門特区の高等教育の発展状況を詳細に視察。経済・社会発展に貢献する教育の堅持、「教育による澳門振興、人材による澳門建設」の推進における澳門特区の成果を認め、評価した。

習主席は「中医薬品質研究国家重点研究室」と「月・惑星科学国家重点研究室」の現状について説明を受け、最新の研究成果を把握。「中医薬は中華文明の至宝であり、その継承と革新的発展は重要な事だ。祖先が我々に残したこの貴重な財産をしっかりと継承し、発展させ、利用し、中医薬が世界へと広がる後押しする必要がある。月探査プロジェクトの成果は、数世代にわたる我が国の宇宙飛行士の知恵と心血の結晶であり、近年我々が科学技術の自立・自強において得た著しい成果を示している」と述べた。

習主席は「衛星科学・応用データセンター」を訪れ、衛星のリアルタイムの運行状況を電子スクリーンで確認。研究の進展と応用の展望を把握し、研究者や学生の代表と親しく交流した。また「これは科学技術分野における澳門特区と大陸部の協力深化の成功の模範であり、澳門特区の科学技術界の卓越した革新・創造能力を示すものだ。皆さんが引き続き努力を重ね、果敢に頂上を目指し、さらに卓越した成果を収め、より良く澳門特区と国家に奉仕し、人類に幸福をもたらすことを希望する」と表明した。

その後、習主席は図書館を訪れ、「世界地図の中の澳門:粤港澳大湾区と澳門古地図展」や同館所蔵の貴重な書籍を閲覧した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年12月20日

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