習近平国家主席、澳門特別行政区の新政府への希望を4点提起

人民網日本語版 2024年12月20日16:21

澳門(マカオ)祖国復帰25周年祝賀大会ならびに澳門特別行政区第6期政府就任式が20日、澳門東アジア競技大会体育館で盛大に行われた。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が出席し、重要談話を発表した。新華社が伝えた。

習主席は「現在と今後のしばらくの期間は、中国式現代化で強国建設と民族復興の偉業を全面的に推進する肝心な時期にあたり、『一国二制度』の実践も新たな段階に入っている。香港特区と澳門特区のより良い発展を実現し、強国建設と民族復興のためにより大きく貢献することは、新時代の『一国二制度』実践における重要な使命だ」とした。

また、習主席は「新たな澳門特別行政区政府は社会各界を団結させ、率いて、チャンスをつかみ取り、鋭意改革し、責任を持って取り組み、『一国二制度』の制度的優位性をより良く発揮させ、『一国二制度』事業の質の高い発展の新たな局面を絶えず切り開いていく必要がある」とし、新政府に対し希望する点として以下の4点を挙げた。(1)経済の適度に多様な発展の推進に注力する(2)特別行政区のガバナンス能力向上に注力する(3)より高い水準の対外開放の場を作ることに注力する(4)社会の穏やかさと安定の維持に注力する。(編集AK)

「人民網日本語版」2024年12月20日

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