西安初の地下鉄環状線が年内に開通へ

陝西省西安市初の地下鉄環状線・8号線が年内に開通する計画だ。

西安市軌道集団によると、はっきりとした出発駅と終着駅が決まっていて、一定の方向に向かって運行される従来の地下鉄路線と異なり、地下鉄環状線は、環状に線路が走り、円の内側を走る「内回り」と円の外側を走る「外回り」が設けられている。「内回り」は時計回りで、「外回り」は反時計回りとなる。乗車する場合は、「外回り」の列車か、「内回り」の列車かを確認する必要がある。

地下鉄環状線8号線の駅のプラットホームの様子

列車内の様子

8号線の長さは49.9キロで、37駅が設置。うち、18駅が乗換駅となっている。これらの数はどれも、西安市の地下鉄としては最長、最多となっている。同路線は、西安市の5つの主要行政区の雁塔区、蓮湖区、未央区、新城区、灞橋区を跨いでいる。開通すれば、西安市の地下鉄の総延長距離は400キロの大台を突破することになる。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年12月20日