清華大学、「人間と機械の共生」絵画展を開催 AI芸術創作の新たなパラダイムを探求
清華大学新聞学院と人工知能(AI)学院の兼任教授である沈陽氏が教員・学生チームを率いて精力的に制作した「人間と機械の共生:未来の芸術の共同創作」絵画展が18日午前、清華大学蒙民偉人文棟で開幕した。同絵画展は清華大学科学博物館と清華大学新聞学院ニューメディア研究センターが共催し、AIと芸術創作の深い融合の最新成果を展示している。光明網が伝えた。
清華大学科学博物館の呉国盛館長(教授)は、「今回の展示はユニークな絵画展で、人間と機械の共生及び人間と機械による共同創作の未来の芸術空間を示している。中国初の総合的収蔵研究型科学博物館としての清華大学科学博物館は、歴史と未来の両方に向き合い、新技術、新人文、新芸術の発展に持続的に注目する」と述べた。
「人間と機械の共生、現場絵画」の作品
絵画展の企画者で、清華大学新聞・伝播学院の陳禄梵博士は、「今回の展示は美学理論シリーズ、神獣シリーズ、陽坡村発展・変遷シリーズの3シリーズに分かれ、計45点の作品を展示。理論の模索、伝統文化の継承、農村振興などの分野におけるAI芸術の革新的な応用を展示する」と説明した。
清華大学絵画学部支部書記の周愛民教授は、「AI時代の到来は芸術発展の必然的な流れだと考えている。レンブラントから印象派へと、芸術の歴史は常に技術発展とともにあり、AIは確実に芸術に新たな翼を与えるだろう」との見方を示した。
絵画展の開幕式で、同チームは清華大学科学博物館に1000点の高品質AI芸術作品の収蔵・展示・研究用途の恒久的な認可を与え、人型ロボット0.1バージョンを寄贈した。また「人間と機械の共生、現場絵画」交流イベントを特別に企画した。清華大学新聞学院の余夢瓏博士研究員の司会のもと、16人の来賓による創作要素の提供、そしてAIによるリアルタイムの絵画作品の創作により、参加者は人間と機械による共同創作の過程を自ら体験した。ロボット「清心」が絵画展の正式な開幕を発表することで、人間と機械の共生のテーマが終始一貫したものとなった。
絵画展は2025年5月18日までの6ヶ月間、一般公開される予定。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年12月26日
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