年平均気温氷点下4.3度!「中国で最も寒い町」でウォーキング大会
人民網日本語版 2024年12月31日15:51
「2024ウォーキング中国・全国冬季ウォーキング大会」が今月29日、黒竜江省大興安嶺地区の呼中区で開催。北京市や山東省、広東省、福建省を含む20省・直轄市・自治区から参加したウォーキング愛好者約300人が「中国で最も寒い町」でのウォーキングを楽しんだ。中国新聞網が報じた。
大興安嶺地区の伊勒呼里山脈の北麓に位置する呼中区は、年平均気温が氷点下4.3度。過去最低気温は氷点下53.2度を記録し、「中国で最も寒い町」と呼ばれている。
スタートを告げるピストルの音が鳴ると、ウォーキング愛好者は氷点下30度という厳しい寒さの中、「中国で最も寒い町」のランドマークである広場を出発。町を流れる呼瑪河沿いをウォーキングしながら、美しい冬の景色を楽しんだ。
北京市から来たというウォーキング愛好者の崔蔚林さん(70)は、「今年70歳になったけれど、ウォーキングイベントに参加すると、歩けば歩くほど若くなる気がする。あと10年は歩きたい。『中国で一番寒い町』に来て、このイベントに参加できてとてもうれしい。とても寒いけれど、この町の人は心が温かく、景色もとても美しい。ここでのウォーキング体験は、心が洗われるようなとても貴重な機会」と、気分を高揚させながら語っていた。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年12月31日
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