内蒙古呼倫貝爾、大雪原を横断し毎日「氷雪ナーダム祭り」

人民網日本語版 2024年12月16日10:54

冬の莫尔格勒河。(写真提供は陳巴爾虎旗メディアコンバージェンスセンター)

冬の莫爾格勒河。(写真提供は陳巴爾虎旗メディアコンバージェンスセンター)

雪原を横断する。(写真提供は陳巴爾虎旗メディアコンバージェンスセンター)

雪原を横断する。(写真提供は陳巴爾虎旗メディアコンバージェンスセンター)

冬の内蒙古(内モンゴル)自治区呼倫貝爾(フルンボイル)の大草原には、真っ白な雪が降り積もり、一面の銀世界となる。この地を流れる莫爾格勒河は雪に覆われ、凍り付いてはいるが、その曲がりくねった形が大草原に浮かび上がっている。大草原は大雪原へと姿を変え、がらりと変身した大地の魅力を放っている。人民網が伝えた。

搏克(モンゴル式レスリング)の試合。(撮影・趙夢月)

搏克(モンゴル式レスリング)の試合。(撮影・趙夢月)

氷雪の中でのナーダム祭り。(撮影・趙夢月)

氷雪の中でのナーダム祭り。(撮影・趙夢月)

「第11回全国大衆氷雪シーズン」の開幕式がもうすぐ呼倫貝爾で行われる。このシーズンにこの地を訪れる旅行客向けに、今年は冬の莫爾格勒河景勝地を横断するルートが2本用意されている。1本目は銀色に輝く莫爾格勒河を横断するルートで、全長約180キロメートルに及び、毎日氷雪ナーダム祭りを楽しむイベントに参加したり、冬の莫爾格勒河を眺めたりすることができる。2本目は莫爾格勒河の源流を探るルートで、全長約300キロメートルに及ぶ。1本目のルートの体験内容をベースにして、森林横断も加わったことで、さらに挑戦の難度が上がり、ドライブ愛好家の様々なニーズにも応えている。

モンゴルのパオ(テント式住居)で行われたコンサート。(撮影・趙夢月)

内モンゴルのパオ(テント式住居)で行われたコンサート。(撮影・趙夢月)

氷雪ナーダム祭りを体験する観光客。(撮影・趙夢月)

氷雪ナーダム祭りを体験する観光客。(撮影・趙夢月)

羊の群れを追いかける子どもの観光客。(撮影・趙夢月)

羊を追いかける子どもの観光客。(撮影・趙夢月)

莫爾格勒河のほとりでは、観光客に向けて「毎日の氷雪ナーダム祭り」のパフォーマンスが随時行われ、アーチェリーや搏克(モンゴル式レスリング)の熱戦には観光客から大きな歓声が上がる。楽しさあふれるダンスでは、呼倫貝爾の人々の情熱を体感できる。パオ(テント式住居)で行われるコンサートでは、熱々のミルクティーが提供され、悠然とした伸びやかなメロディを奏でる馬頭琴の音色、抑揚も豊かに響き渡る歌声が、雪と氷の世界の中で人々をうっとりと酔わせることになるだろう。(編集KS)

ルートを踏破して莫尔格勒河のほとりに集まったドライブ愛好家たち。(写真提供は陳巴爾虎旗メディアコンバージェンスセンター)

ルートを踏破して莫爾格勒河のほとりに集まったドライブ愛好家たち。(写真提供は陳巴爾虎旗メディアコンバージェンスセンター)

雪原を横断する。(写真提供は陳巴爾虎旗メディアコンバージェンスセンター)

雪原を横断するドライブ体験。(写真提供は陳巴爾虎旗メディアコンバージェンスセンター)

「人民網日本語版」2024年12月16日

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