長江デルタと欧州を結ぶ最速直行航路が開通　浙江省寧波

12月30日、寧波舟山港の穿山港エリアに停泊する、新航路「中欧快航」の初航海を行うコンテナ船「嘉華寧波」号（ドローンによる撮影・江漢）。

浙江省寧波市の寧波舟山港とドイツのヴィルヘルムス・ハーフェン港を直行で結ぶ航路「中欧快航」が12月30日、開通した。同航路の初航海を行うコンテナ船「嘉華寧波」号がコンテナ1700個以上の新エネルギー製品と越境EC貨物を積載して寧波舟山港を出港し、ドイツのヴィルヘルムス・ハーフェン港に向かった。新華網が伝えた。

新航路の開通によって、舟山港からヴィルヘルムス・ハーフェン港までの所要航行期間が、従来の航路より約12日間短い26日間となり、長江デルタ地域と欧州を結ぶ最速の直行航路となった。また、長江デルタ地域と欧州北西部の海運市場の空白を埋め、輸送効率を向上させ、物流コストを削減し、中国企業の物品・製品の輸出における輸送が簡便化され、中国・ドイツと中国・欧州間の貿易関係のさらなる発展をいっそう後押しすると期待される。（編集KM）

「人民網日本語版」2024年12月31日