藤鉄工芸品が「編み上げた」百億元の産業チェーン 福建・安渓

人民網日本語版 2025年01月14日14:58

藤、竹、木材、そしてスチールワイヤー、鋼板が、福建省安渓県の藤鉄職人の熟練した手にかかれば、編み上げられて美しいインテリア工芸品に生まれ変わり、一般家庭に入っていく。人民網が伝えた。

ブドウをモチーフにした籠。(撮影・陳藍燕)

ブドウをモチーフにした籠。(撮影・陳藍燕)

同県は現在、藤と鉄を利用して製作する藤鉄工芸品の中国最大の生産・輸出拠点であり、輸出量は中国全土の同類製品取引額の3分の1を占め、製品は60以上の国・地域に輸出され、年間生産額が286億元(1元は約21.5円)に達するインテリア藤鉄工芸品クラスターを形成している。

「藤鉄」工芸品の展示。(撮影・陳藍燕)

「藤鉄」工芸品の展示。(撮影・陳藍燕)

ここ数年、同県の藤鉄工芸品産業はその中身が高度化し、インテリア工芸品文化産業へと発展し、「国際市場と国内市場の両輪で進み、オンラインとオフラインの両市場を連携させて開発を進める」という新たな構造を形成するようになった。同県は同産業を特徴的産業、人々の生活に関わる民生産業、基幹産業として取り組む方針を堅持し、質の高い発展を推進している。同産業は今や同県の民生・基幹産業、そして最大の輸出産業となっている。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年1月14日

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