2024年度中国科学院科学技術功労賞が発表 院士2人と成果4件受賞

人民網日本語版 2025年01月17日13:17

2024年度中国科学院科学技術功労賞が16日、北京市で発表・授与された。中国科学院物理研究所の陳立泉院士と中国科学技術大学の陳仙輝院士が個人功労賞を受賞。「銀河系の初期形成と進化」を含む4件の成果が基礎研究賞、「大規模圧縮空気エネルギー貯蔵の新技術と応用」を含む5件の成果が技術発明賞、「黒土地域における耕地の劣化抑制と地力向上の重要技術」などの5件の成果が科学技術研究賞を受賞した。中国新聞網が伝えた。

陳立泉氏は1976年からリチウム電池の研究に従事し続けており、中国で最も早くリチウム電池の基礎研究と技術開発を行った。中国のリチウム電池の無から有へ、追走からリードへの転換の基礎的な貢献を行った。

陳仙輝氏は長年にわたり量子材料分野の研究に従事している。カゴメ格子超伝導体、界面超伝導、磁性トポロジカル絶縁体などの先端分野で主導的な研究を続けている。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年1月17日

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