広西壮族自治区、大国職人候補の人材選抜・育成に注力

人民網日本語版 2024年12月05日14:16

広西壮(チワン)族自治区は、同自治区の職人人材の技能レベルと総合的な競争力を高めるため、「広西の職人」から毎年約20人の職人人材を選抜し、計画的かつ重点的に育成する。同自治区が最近打ち出した「広西大国職人育成計画」は、同自治区が「一つのエリア・二つの地・一つのパーク・一つの通路」の戦略的任務の推進加速に強力な人材的支援と知的保証を提供するため、より多くの大国職人、広西職人などの高度技能人材の育成を加速させることを打ち出した。同自治区労働組合総連合会が11月29日、明らかにした。科技日報が伝えた。

同計画は、育成対象は「広西職人」でなければならず、優れた政治的資質、5年以上の第一線での実務経験、長期にわたり粘り強く集中し、磨きに磨きをかけ、一心不乱に卓越を目指す職人の精神を実践し、卓越した技術・技能を持ち、製造業などの実体経済分野の労働者を中心に、業界、地域などの要素も考慮することを明記している。育成対象者は、大国職人の「職人の5つの力」の能力基準に基づき、指導力、実践力、革新力、研究力、継承力において明らかな発展の可能性を持つものとする。

同計画は、育成サイクルを一般的に2年間とする。2025年以降、育成サイクルに入った職人人材は重点的な追跡調査と育成を受け、動的管理を実施することを打ち出している。 育成内容には、機関育成、訓練・研修、交流・学習、追跡サービスなどが含まれる。

同自治区は、育成対象者の名前でその所属するチーム名を命名し、育成対象者が中心となりその名前で命名するイノベーションスタジオの構築を奨励する。イノベーションスタジオのデジタル化・スマート化アップグレードを奨励・誘導する。「全国的モデルとなる模範労働者と職人人材イノベーションスタジオ」を優先的に推薦。国と自治区の重要戦略、重要プロジェクト、重要プログラム、重点産業で重要な役割を果たす育成対象者を支援し、技術革新と研究開発プロジェクトを実施する。(編集ES)

「人民網日本語版」2024年12月5日

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