中国テクノロジー企業トップ50社、過去3年の売上は平均588%増

人民網日本語版 2025年01月20日16:35

北京市で16日に発表された「2024デトロイト中国テクノロジーFast50&中国ライジングスター」ランキング及び研究報告書によると、2024年の中国のテクノロジー企業トップ50社の過去3年の売上高は平均588%増加した。ランクイン企業は生命科学系が最多。

今期の報告書によると、売上が5000万元(1元は約21.3円)から1億元の企業数が大幅に増加し、全体に占める割合が前年の24%から30%に上がった。

トップ50社を地域別に見ると、北京市、広州市、深セン市の集中度が前年の64%を上回り70%に上った。業界別に見ると、生命科学系企業が占める割合が過去3年で年々上昇し、24年には36%に上り、初めてソフトウェア業界とハードウェア業界を抜きトップとなった。

「中国ライジングスター」と評価されたテクノロジー企業50社のうち、生命科学系が同じく42%を占め、トップ。2-4位はハードウェア(22%)、ソフトウェア(12%)、ハイエンド設備(10%)。

デロイトトーマツ中国テクノロジーFast50プロジェクト主管パートナーの趙錦東氏は、「報告書のリサーチによると、中国テック企業は研究開発への重視を維持し、研究開発費の割合が持続的に上がっている。中国トップ50社及びライジングスター企業の過半数は、主に人工知能及び機械学習に投資している。クラウドコンピューティング・ビッグデータ技術や、ロボット・自動化も企業が注目するホットな分野だ」と説明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年1月20日

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