光明科学城フォーラム・2024が開幕
光明科学城フォーラム・2024が5日、広東省深セン市光明区で開幕した。合成生物研究施設や、脳解析・脳シミュレーション施設など複数のイノベーション成果とイノベーション政策が正式に発表された。フォーラムは、1回の開幕式、1回の全体会議、7回の並行フォーラム、1回の訪問・交流イベントを含む「1+1+7+1」モデルを採用。フォーラムは光明雲谷国際会議センターにメイン会場を設置したほか、光明科学城の既存の会場及び香港に複数の並行フォーラムを設置した。人民網が伝えた。
フォーラムで、複数の重要施設が運用開始された。画像提供は主催側
開幕式では重要成果の発表が行われ、世界に向け複数の重要イノベーション成果と大きな影響力を持つイノベーション政策を発表したことで、世界の先端テクノロジー及び未来産業の「バロメーター」を持続的に構築する。
うち合成生物研究施設、脳解析・脳シミュレーション施設、及び散乱中性子源と共同建設する高分解能ハイスループット中性子粉末回折装置、高圧中性子分光計など第1弾となる重要テクノロジーインフラの代表が、フォーラムで正式に運用開始され、光明科学城の重点学科の発展を力強く推進し、科学研究成果の実用化を加速させる。
特殊環境材料デバイス科学・応用研究装置、バイオセーフティレベル3実験室の建設が正式に始まった。これは光明科学城の科学技術類重要プロジェクト建設の最新展開だ。
重要協力発表会では、「河套深港テクノロジーイノベーション協力エリア深センパークと光明科学城の連動メカニズム」が発表され、重点地域のイノベーションプラットフォームの協力・連動を積極的に推進する深センの最新措置を示した。
今フォーラムではさらに重要協力調印式が行われた。光明区人民政府と華南農業大学が共同で華南農業大学深セン研究院協力枠組み協定に調印した。これは光明科学城が再び重要なイノベーションプラットフォームを展開したことを示しており、科学教育の潜在力をさらに引き出し、科学技術イノベーション支援を強化することになる。
中国のバイオマニュファクチャリング分野初の国家クラス産業イノベーションプラットフォームとして、昨年7月に設立を承認された国家バイオマニュファクチャリング産業イノベーションセンターも、フォーラムで正式に発足した。同センターは重要共通性技術の協同開発に注力し、産業協同イノベーションエコシステムを育成し発展させ、中国のバイオマニュファクチャリング産業の質の高い発展を牽引する。
「河套深港テクノロジーイノベーション協力エリア深センパークと光明科学城の連動メカニズム」が発表された。画像提供は主催側
今フォーラムは深セン市人民政府が主催し、香港特別行政区政府が後援するものだ。フォーラムが行われる光明科学城は、大湾区総合的国家科学センターの先行スタートアップエリアの重要な構成部分であり、また深セン市がビッグサイエンス装置を集積し、地域総合イノベーションエコシステムを構築し、将来の科学技術発展の先進地になるための重要イノベーション成長源でもある。
深センは近年、「世界一流のサイエンスシティ」の構築を目標とし、科学技術の自立自強という国家戦略に寄与し、全市の力を挙げて光明科学城の建設を推進している。重要テクノロジーインフラ及びハイレベル科学研究機関の展開・建設の面で大きな成果を上げている。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年12月6日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn