北京の目抜き通り・長安街が本格的な「春節モード」に!

人民網日本語版 2025年01月24日13:27

今月22日は旧暦12月23日で、中国の北方エリアではこの日「小年」を迎えた。日が暮れて、春節(旧正月、2025年は1月29日)を祝うために飾られている飾り提灯やイルミネーションなどに明かりが次々と灯っていくと、北京の目抜き通り・長安街とその沿道は本格的な「春節モード」に突入した。北京市の東城区、西城区、朝陽区、海淀区、豊台区、石景山区の6区の街中でも、春節を祝うために飾られている飾り提灯やイルミネーションが美しく輝き、春節の祝賀ムードを演出している。

2024年12月から、北京市電力都市照明管理センターの職員は、飾り提灯やイルミネーションのメンテナンス作業を行うなど、1ヶ月以上かけて準備。ピカピカになって長安街やその沿線の提灯が春節ムードを演出している。

今年の春節を祝うための景観づくりも、節約と環境保護というコンセプトが貫かれており、環境への負荷が比較的低い素材・ポリエチレンテレフタラート(PETG)を材料とし、昨年も使用された赤い提灯や中国結びが飾られている。長安街の春節に合わせた景観づくりの責任者・宋雲龍氏は、「『PETG』は耐久性が高く、破損しにくいほか、耐寒性が高い素材だ。飾り付けを始める前に、飾り提灯やイルミネーションを一つずつチェックしたほか、きれいに掃除して、ベストな状態で美しい景観を作り出すことができるようにした」と説明する。

長安街に飾られている赤い提灯の直径は1.2メートルで、高さは1.28メートル、重さは10キロ以上だ。長安街の延長線上に飾られている「中国結び」の高さは3.4メートル、幅は1.28メートル、重さは10キロ以上で、赤い提灯より少し重いという。4人がかりで、1つの赤い提灯や「中国結び」を飾っていったという。

チェック、取り付け、テスト点灯を経て、長安街には、242セットの赤い提灯が飾られている。また、東西の延長線上には、862セットの「中国結び」が、北海大橋地区には、100セットのイルミネーションが飾られており、「小年」から本格的に点灯されて、「春節」モードに突入し、長安街は真っ赤に染まって、祝賀ムードを演出することになる。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年1月24日

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