今日は二十四節気の「大寒」　小年でかまどの神様を祭り春節を迎える

北京時間の1月20日午前4時00分、二十四節気の最後の節気にあたる「大寒」を迎えた。

旧暦の「大年」（春節、今年は1月29日）の前に迎える「小年」を、今年は大寒の期間に迎えることになる。「小年」は旧暦の12月23日または24日に当たり、中国の民間では「小年」または「小歳」と呼ばれる。この日に行われる最も盛大な行事はかまどの神様を祭る行事で、昔はどの家でも行われる風習だった。

ライトがきらめく福建省厦門（アモイ）市の同安古城の中山路。（撮影・陳博）

小年が過ぎると大年を迎える。かまどの神様の祭りを終えると、俗に大年と言われる春節はすぐそこまで来ており、人々は大忙しで春節を迎える準備を始める。家を掃除し、身体を清め、頭髪を整える。正月用品市場に出かけ、正月用品の準備をする。子どもたちに新しい服や帽子をそろえる。窓に飾る切り絵を作り、春節の縁起物の絵を飾る。こうして春節の賑やかなお祝いムードが徐々に広がり、日増しに高まっていく。

新しい年を迎えるための多彩な民間イベントが行われた雲南省曲靖市。（撮影・李麗）

各地に散らばっていた人たちも次々に懐かしい我が家へと帰り、テーブルには料理が所狭しと並び、また新しい年を迎える。（編集KS）

広西壮（チワン）族自治区南寧市では、新年の飾り物を買い求める市民の姿が見られた。（撮影・雷琦竣）

「人民網日本語版」2025年1月20日